僕は普通がいい。

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Nice!

息子は自分が発達障害児であることを、まだはっきりとは知らない。薄々気づいているかもしれないけど。母親の私が発達障害者であることは知ってます。どんな障害なのか聞かれた時には、「普通の人と感覚が違う」ということを、いくつか例を挙げながら説明しました。息子は、私と同じ病院に通っているので、「もしかして、僕もお母さんと同じ障害なの?」と、不安そうに私に聞いてきたことがあります。「もしそうだったらどう思うの?」と私が聞くと、「こんなこと言うとお母さんに失礼かもしれないけど、僕はお母さんと同じ障害じゃないほうがいいな。だって、普通の人と感覚が違うんでしょ? それはイヤだな。僕は普通がいいよ。」と息子は言いました。