「高機能自閉症」の悩み

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Nice!

のび太が、学校行きたくないなあと、ぼやき続けてる。のび太のクラスは冷めた事を言ってクラス全体の雰囲気を壊す輩がいて行事も盛り上がらずつまらないクラスらしい。そんなこんなでつまらないのかな、と思ってたが、今朝、車で送ってく時、上記の通り、行きたくない、と何度も嘆くので、「理由があやふやじゃ、 休みなよ、って言えないしなあ」と、かまをかけてみた。「そんなに深い意味じゃ ないかもしれないけどさ 友達と喋ってたら、 『お前、つまんね』って言われた」と。「それから他の奴と喋ってても 萎縮してますますうまく喋れなくなった」と。そうか。のび太の診断がアスペルガーではなく高機能自閉症である所以である。(言葉の遅れの有無だけなので 一般的に浸透しつつある アスペルガーと言うこともあるが)のび太は会話が出来ず診断に至ったのだ。その後も、物事を上手く説明出来ないどもる会話のやり取りが巧みでないという、まさにザ・高機能自閉症な悩みが常にあった。しかし中学生ともなると周りも辛辣だし、のび太は言い返す、なんて事は出来ない。言い返す事が出来るくらいなら高機能自閉症ではないしな。「いやいや、お母さんは のび太の話面白いけどね。 自信持ちなよ~ つまんね、なんて言う奴の方が 話してもつまんねー奴だよ」とか言ってみたところで母親の慰めなんかなんの意味もないお年頃・・・はぁぁぁ早く高校生になりてえ!と、つぶやいて車を降りたのび太。うーん・・・のび太、そんな奴は友達とは言えない奴だぞ。そんな奴と会話なんかするな。無理にそんな奴に合わせて喋っても全然のび太らしくないぜ!のび太はのび太のままでのび太らしくのび太の良さをわかってくれる人といてほしいなあ。母の戯言だよね。のび太の悩みを解決する方法をあれこれ考えてる母である。