私のアスペ仲間にフワリちゃんという女の子がいます。彼女は幼い頃から自分がアスペルガーであることをちゃんと受け入れて自らの特性を自覚し、一生懸命アスペルガーの自分を生きています。私が最も尊敬しているアスペルガーの方です。以前、東日本大震災でこちらが大変な被害に遭い、ライフライン切断し食料も手に入らなかった時、フワリちゃんのママさんがたくさん食料や日用品を送って下さいました。本当にフワリちゃん一家は愛に満ち溢れた方々です。その震災の時に送って下さった荷物と一緒にフワリちゃん直筆の絵本が数冊入っていました。アスペの子供たちならおそらくみんな経験すること、感じること、そして「発達障害」と分類されるアスペルガーの世界を、「障害」なんかじゃないよ、特別な使命とステキな感性を神様から授かって産まれたんだよ!って、言ってくれてるようなメッセージが散りばめられていました。その、フワリちゃんが小学4年生の時に書いた絵本が以前、出版されました。そして、さらに日本国際図書評議会(JBBY)のJBBY賞を受賞しました( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆わたしもパズルのひとかけら(アスペルガーの心) フワリ著←Amazon偕成社(フワリちゃんの本の紹介ページ)皆さんもご存知の絵本や絵本作家さんたちと肩を並べての受賞です!!!素晴らしい!!!是非、発達障害やらアスペルガーとか言われてる方、そんな天使たちを育てているお父さんお母さん、そんな天使たちと関わる学校関係者の方、そしてもちろん、社会のどこかで必ずアスペ天使たちと関わっている多数派の方々にも読んで欲しい一冊です。きっと、読み終わったあと、アスペルガーであることに誇りを持てる一冊です。フワリちゃん、フワリちゃんのママさんとはこのブログを通じての長いお友達ですが(ブログはこちら→パズルをね、完成させなきゃ、そうかもね)お互い、幼い頃から辛い事もステキな事も共有してきたような、「同志」のように勝手に私は思っています。だからこそ、フワリちゃんの受賞は嬉しい!本を出版するだけでも素晴らしい感性だからだと思うのですがさらに、こんなすごい賞を受賞なんて!!!のび太もフワリちゃんみたいに自分の特性を愛せるように私たちも関わっていきたいと思っています。フワリちゃん、本当に、おめでとうございます。これからもフワリちゃんが綴る言葉がバリアフリーの種をまいて優しい気持ちが世の中に広がりますように。そして、のび太と私の一歩先を歩くフワリちゃんのパズルの1ピースになれたら嬉しいな、なあんて思っています。