前記事にたくさんのメール&拍手欄からのコメントを頂き、ありがとうございました。お一人お一人、様々な考え方があり、私も深く考えさせられました。考えがまとまったら、またいつか改めて記事にしたいと思います。では。話は変わりますが…今回は過去話の続きを書こうと思います。なんだかんだ理由を付け、延長に延長を重ね、20代半ばまで続いた学生時代が遂に終わりを迎えようとしていました。しかし私はこの期に及んでまだ社会に出ることを恐れ、逃げ道を必死に探していました。幼稚園から数えると約20年間も生徒や学生という「受け身」の立場で過ごしてきたのに、それが突然「社会人」という、受け身でやっていけない立場に変わるのですから、その変化への恐怖は相当なものでした。逃げ道を作るため、勉強に興味がないのに院試を考えて資料を読んでみたり(あまりに無謀だと気づいて諦めましたが)、卒論が忙しいことを言い訳に(実際忙しかったんだけど)就職活動を始めなかったり。初めは教師になるつもりで教職の勉強をしていましたが、それも自分に向いてないと自覚して諦めました。そうこうしているうちに卒業式を迎えましたが、私はまだ進路が決まっていませんでした。ただ逃げ道を探していただけで、何も身に付かず、進路も決まらず、学生時代が終わりました。自分の弱さ無能さを再認識しました。短大の時に企業の内定を断って大学受験を選んだ私。。。その結果がこんな状態。あの時内定を断ったのも「社会に出たくない」というのが大きな理由でした。「社会に出る前に自分探しを…」などと言い訳していました。けっきょく大学へ進んで、社会へ出るまでの猶予期間を貰って自分探しをしたら、自分の無能さに気付いただけでした。続く。