目白大学の松矢先生(東京学芸大学名誉教授)から ご案内を頂きました。当日の参加でもOKです♪ 興味のある方はぜひ♪目白大学 教育研究所 主催 公開講座https://www.mejiro.ac.jp/kenkyujyo/kyoiku/info.html<テーマ>『子どもが健やかに育つ条件とは〜 子育て支援の実際と課題〜』 私ども目白大学教育研究所では、子育てや発達支援あるいは家族支援等のテーマについて社会福祉学、教育学、心理学、社会学等の研究分野の教員がコラボレートし、時には大学外の研究者や有識者をお招きして、公開講座の形態で市民の皆さまと共に考え、学びあう機会を設けてきました。そこで今年度春季公開講座を標記のようなテーマで開催することにしました。新聞報道によれば、合計特殊出生率(一人の女性が生涯に生む平均の子どもの数)は1.26から1.32に6年ぶりに上昇しましたが、日本の総人口に占める子どもの比率の減少化を改善するにはまだ多くの課題が残されています。 少子高齢社会の進行は、介護が必要な高齢者に対する社会保障費負担等の課題をはじめ、近い将来の共生社会の在り方に大きな影響を与えます。少子化の原因は多様でありますが、今回は子どもを安心して生み育てる地域社会の在り方や環境条件をどのように創っていくかという視点から、国や地域における子育て支援の実際と課題に焦点を当て市民の皆さんと共に考えてみたいと存じます。記1.日程:平成19年7月7日(土)午後1時30分〜4時30分2.会場:目白大学新宿キャンパス10号館大教室(10900教室)(西武新宿線・地下鉄大江戸線中井駅下車徒歩8分、地下鉄東西線落合駅下車8分)3.プログラム(1)開会の挨拶 上笹 恒 目白大学教育研究所長 (2)基調報告 石井哲夫 目白大学学術顧問『 子育て支援における社会福祉学・教育学・心理学等のコラボレーション』(3)パネルディスカッション① 厚生労働省 大臣官房審議官 村木厚子 氏『子育て・次世代育成支援施策在り方と課題をめぐって』(仮題)村木氏は、雇用均等および児童家庭担当の審議官として、現在、女性の社会参画や国の子育て支援あるいは次世代育成支援施策の具体化のために全力投入をされておられます。子どもを安心して生み育てる条件づくりには、市民が直接にかかわる地域社会や企業等の産業社会と密接に連携しなければなりませんが、国の施策の展開の現状から考え、今もっとも大きな課題とされる諸点について解説と提言をしていただきます。② 目白大学教授 増田まゆみ 『 保育実践と研究の立場から 』(仮題) 増田教授は、保育所の職員として長くキャリアを積み、大学に赴任されてからも保育実践論の観点から教育研究を進めています。現在、民間保育研究団体の仕事をはじめ、国や地方自治体における保育や幼児教育の在り方に関する各種の研究委員を委嘱され活躍されています。今回は特に地域における保育実践の視点から子育て支援の在り方について提言をいただきます。 ③ 目白大学教授 山崎晃資 『 発達障害研究および学校精神保健臨床の立場から 』 山崎教授は東海大学医学部教授および東海大学付属相模中学校・高等学校校長を歴任され、青少年のメンタルヘルスを専門にしています。また日本における発達障害研究の第1人者として相談・提言活動に当たられています。これらの研究や臨床の立場から子育て支援および次世代育成支援の在り方について提言をいただきます。○ 司会 目白大学教授 松矢勝宏 松矢教授は、福祉・教育・職業等の総合的な支援システムの構築による障害のある子どもの社会参加の研究と実践に従事し、今年4月から人間学部子ども学科長の任にあたっています。