学習発表会があった。舞台発表は2,4,6、年で、1,3,5、年は作品展示のみ。舞台発表がないと親は気楽なもので、「舞台発表は見ないでのび太の作品見たら帰ってくるよ。」・・・ってな感じで・・・汗しかし、5年生ともなると係の仕事があるのだ。自分の事で精一杯なのび太にとっては係の仕事はかなりの負担・・・「ボクは、1年生の作品展示の監視係なんだ」以前、小さい子が走り回って展示物を落としてしまったり展示物が壊されたりしたためだ。前日・・・「お母さん、小さい子に注意する時って どんな風に言えばいいのかな?」「え?ああ、監視係ね。 まあ、小さい子には優しく注意した方がいいと思うよ。 触ったりするのはいけないことだけど、 小さい子はいけないことってわかんないで 触ってしまったりするし。」「優しくか~・・・ どういう言葉で言えばいいの? 係の打ち合わせの時は、どんな風に注意するか、 教えてくれなかったんだよね」う~ん・・・なんてASらしい疑問なんだ・・・!!!そう。具体的に「セリフ」として教えて欲しいよね。ましてや、一人っ子ののび太、小さい子と接する機会もないし、どんな風に話しかければいいか、わかんないだろうね~「優しい声で『触らないで見てね』って 言えばいいんだよ」「なるほど。やってみるから見てて。 (膝をかがめて小さい声で)『触らないで見てね』 ・・・こんな感じでいい?」・・・監視係のリハーサルが始まった(爆)「・・・う、うん、いいんじゃない。 あとは小さい子の親に言えばいいんだよ」「でも、どの人が小さい子の親かわかんないかも知れないし やっぱり、小さい子に言うよ。 『触らないで見てね~』って感じかな? 『触らないで見てね~』・・・で、いいかな?」んぷぷぷぷ・・・リハーサルは続いた(笑)でも、こういうこ風に先のことを予測して自分の行動やセリフの準備をしておく、ということは私たちAS圏の人間にとっては大切なことだ。いろんな場合を想定してそのときの自分を予定しておければ混乱することも少ないはず。当日、帰ってきて・・・「監視係、なんとかちゃんとできたよ。」「小さい子にちゃんと注意できたの?」「なんかさ~人がいっぱいでゴチャゴチャしてて、 騒がしくて触ってる人がいるかどうかもわからなくて、 『手を触れないで見てください!小さい子を連れている方は 作品に触れさせないように気をつけてください!!』 って、○くんと一緒に大きな声で呼びかけたんだ」おおお~!!!なんという臨機応変さ!!!ASらしからぬ機転の利かせ方じゃん!○くんと考えた「セリフ」だそうで、こうやって、いろんな人と関わることでその場に即した対応を何となくでいいから覚えていくんだろうな。リハーサルも無駄ではなかったろう・・・ハハハ・・・