「親の会」での出来事。

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Nice!

・・・というわけで、ある支援の方々との間で問題が発生中で、それを書こうと思っていたのですが、それは現在進行中の話なので、もう少し様子を見てから書くことにします。その話は置いといて。少し古い話ですが別の出来事を書いてみます。これは「親の会」での出来事です。以前、地域の発達障害児の「親の会」に参加していました。「親の会」なので、「当事者の会」とは違います。参加している人の中で「親も発達障害」という立場の人は、私だけだったようです。(私が当事者だということは知らせてあります)皆さん発達障害についてはかなり勉強されていて、知識もあるようです。だけど、当事者の私からみると「ん?」と思うようなことも時々ありました。ある日の勉強会では、「発達障害の子はみんな片付けが苦手だ」というような話になり、私は片付けは好きなので、「発達障害=片付けが苦手 じゃないのになぁ」なんて思いながら聞いてたんですが・・・そうしたらある親御さんは「私も片付け苦手だから私も発達障害かしら」と笑いながら言ったりして・・・。他の親御さんも「じゃあ私もだわ」って。そんなに軽々しく障害名をネタにしないで欲しいな・・・って、少し悲しい気持ちになりました。またある時は、「近所にこんな非常識な人がいる」って話を誰かが話して、「注意しても直さないから、この人は多分アスペルガーですね」という話になり、私は「ええ?!」と思いましたが、私以外の皆は「うんうん」と頷いていて…。なんだかなー。そして当事者の私へのフォローのつもりなのかどうか分かりませんが、「しーさんは全然アスペっぽくみえないですね」とかよく言われるんです。「そうですか??」と私が尋ねると、「うん。落ち着いてるし口調も丁寧だし・・・普通の人にみえますよ」って言われました。そもそも「アスペっぽい」ってどんな人を指しているんだろうか。片付けが苦手で非常識で注意しても直さなくて落ち着きなくて口調が乱暴な人?そういう人もいるでしょうけど、そうじゃない人もいるし、定型発達者にも色んな人がいますし・・・じゃあ一体、アスペルガーってどんな障害なの?と聞かれたら、私もうまく説明できないですけど。当事者でさえうまく説明できないのなら、当事者以外がちゃんと理解できていないのも仕方ないのかな。難しい障害ですね。だから支援も難しい。支援者側が「これくらいなら大丈夫だろう」と思っていることが、当事者側は酷く辛いことだったり、支援者側が良かれと思ってしたことが、当事者側はかえって迷惑を被っていたり・・・しかも私のような受動タイプだと、辛い気持ちを表現できず、ただただ、我慢するしか出来ないんです。あるいは私と反対で思った事をズバズバ言ってしまうタイプだと、「せっかく支援してるのに文句ばっかり。これだからアスペは・・・」なんて呆れられるかもしれません。本当に難しいですね