きのう我が家の猫が危篤になりました。で、きのうの渡の様子です。 朝、渡を学校に送ってゆく時に、高等部の担任の先生には、 「我が家の猫がこういう危ない状態になっていて、渡もそのことを理解していると思う。」 と話しました。 担任の先生は、 「わかったわ。大事なインフォメーションをお知らせしてくれてありがとう。今日は渡とよくお話をして、よく渡を見ておきます。」 と言われました。 すぐに学校中の先生に今日は渡が落ち込むであろうと言うことを話してくれました。 丁度お昼休みに担任の先生から電話連絡がはいりました。 渡は朝から一言も話していないとのこと。じーっと窓の外の景色を見ることが多いそうで、授業中もあまり集中しないで、とても静だそうです。 今のクラスは、仲良しばかりで、普段は渡はうるさいくらい話すそうです。 先生は渡に無理に勉強をさせるのではなくて、どうも小さい用事を言って渡の頭から辛いことを少しでも忘れさせようとしてくださっていたみたいです。たとえば 「職員室の○○先生にこの紙を渡してくれない?」 と用事を頼んだりです。 渡が落ち込んでいることは全ての先生が承知していますので、渡された先生は、 「渡、とても助かったわ。 あなたは、すごく紳士ね」 等々、最大の褒め言葉でいつもより丁寧に渡を褒めてくださっていたようです。 もちろんウィンディの話もしてくださいました。 電話で実は、さっき獣医さんから電話があって、Windyは、自宅にもどれるそうで、渡が家に帰ってくる頃には、猫がいることを伝えて欲しいと話しました 先生とは、もしWindyが亡くなって、渡るがもっと落ち込んだら、さらに渡がわかるように、命のことをきちんと説明しましょうと言われました。 昔、自閉症の子供は命の大事さがわからないと言われたことがありますが、たしかにそういう子供もいるかもしれません。 けど、実は、それは、 「説明する大人の方が命の大事さをどのように教えていいかわからない。」 のではないだろうか?と思ってしまいました。私も渡に教えるときに、じゃ、どの教え方がベストなのか?というのは、正解がわかりません。 きちんと自閉症児がわかるようにすれば、自閉症児じゃなくても他の子どもたちも、もっともっと命の大事さがわかるんじゃないかと思って考えたきのうでした。 ウィンディ。元気はないし歩くのも結構大変だけど、まだ生きています。のんびりゆっくりしてようね。