希望を捨てない

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Nice!

今日はコトと二人で外出。ツヨは一時預かりの先生にお願いして、学習机を買ってきました。最近のツヨは特に不安が強く、もともとそうですが、初めてのところへの外出は難しいです。安心するエレベーターとエスカレーターから降りられないか、ずっと抱っこになるか。いずれにしても、机やランドセルを選んだり、クリスマスの飾り付けを眺めながら、街をぶらぶらなんてことは、全く無理。そんな私達を見越して、先生が「コトちゃんと出かけておいで。」と申し出てくれました。久しぶりに二人で出かけ、急ぎ足だけど、買い物をして、ファミレスではないレストランでおいしいものを食べました。必死にパスタやデザートをほおばるコトを見ていて、ありがたさで少し泣きそうになってしまいました。家に帰ればまた、急に怒ったり、泣いたり、しがみついたりするツヨにどうしても手を取られてしまう。最近は食事のスプーンを自分からお茶碗に入れることができず、ご飯を目の前にして、固まります。一回ずつ手首のあたりを押し出してやるとやっと手を動かすことができます。そして、口に食べ物を入れる際、必ずほんの一かけ、5ミリくらい左手に出します。ご飯でも麺でもお菓子でも。小さいぶどうを食べる時、口のところで皮から実を出して皮を残しますよね。そんな感じで、最後に手に何か残すのです。なので、最後に一かけ残したものがお皿にたくさん残ります。あちこちなすりつけたりするので、毎食気が遠くなります。一度私もキレて、ひょいっと全部押し込んだら、烈火のごとく怒りました。彼にとってはとっても大事なことなのです。困ったことはたくさんあるけど、書き出す気力がありませんでした。しかしこれらの食事のこだわりはややキツイです。それでもあまりにお痩せなので、何とか食べさせたい一心です。と、ぼやいていると落ち込んでくるのでこれくらいにしましょ。さて、机ですが、ツヨの分も買いました。少し小ぶりで、書棚などついていない、とてもシンプルでしっかりしたもの。大人まで使えるものです。無事に育って、青年になって、この机に向かう後ろ姿を見る、そんな夢がまた一つできました。                    ツヨと母に応援のクリックをお願いします! ↓