アスペルガーは疲れやすい。

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Nice!

ここ数カ月で訪問者が急激に増えたので(ありがとうございます)、改めて私の成育歴を始めから書いてみようと思います。既に書いた話と被る部分もあるかもしれませんけど。。私は、「出来る事」と「出来ない事」の差が、凄く大きいです。出来ることは誰にも負けないぐらい得意だったけど、出来ないことは、とことん出来ませんでした。でもそれをそのまま書くと、出来る事は自慢話になり、出来ない事は、これまた苦労自慢と思われてしまいそうで・・・そのような意図しない解釈をされると困るのでなかなか書きにくいのですが、しかしやはり、ありのままの事実を書きたいと思ってます。自慢話や苦労話ではなく・・・・私としては、「違和感」という言葉がいちばんしっくりときます。出来る事も出来ない事も、私にとっては違和感でした。それでは、私の幼児期の話から書きます。0歳の記憶はありませんが、1~2歳頃はぼんやり覚えています。おとなしくて、いつも静かに座っている子でした。私はお漏らしをした記憶が一度もないのですが、母が言うには、オムツが取れるのがすごく早く、1歳の後半頃には自分でトイレに行っていたそうです。早かったと言えば、字を覚えるのが早かったです。幼稚園に通う兄(3つ上)に、母が「そろそろ字を覚えさせよう」と思って字を覚える為の玩具を買ってきたのですが、兄は全くそれに興味を示しませんでした。その代わり私が興味を持って、兄よりも先に、あっという間に覚えました。1~2歳の時です。発育については、母子手帳を見る限りでは目立つ遅れは無かったようです。言葉の発達に関しては、母曰く、「言葉が遅い」というよりは「おとなしくて無口な子」という感じで、そういう性格なんだと思っていた、とのこと。そんな私ですが、一度だけ大きな病院に連れて行かれたことがあります。4才頃です。姿勢が悪く、すぐに壁にもたれたり、体を丸くしたり、「まっすぐ座りなさい」と言われて一瞬だけ直しても、すぐにまた、クタっと倒れるように壁にもたれていたのです。それが毎日続き、何度言っても治らないので、体の内部に異常があるんじゃないかと親が心配し、病院へ行ったのです。そして医者に診てもらったけど、「どこも悪くない」とのことでした。きっと私は当時から、大きな生きにくさを抱えていたのだと思います。それで、疲れやすい体になっていたのかもしれません。疲れやすいと姿勢が悪くなりますね。アスペルガーは疲れやすい人、姿勢の悪い人、が多いそうです。病院で「どこも悪くない」と言われたので、単に私が怠けているだけという結論になり、姿勢に関しては、幼児期から大人になるまで、何度も何度も厳しく注意を受けました。しかしこればかりは、どうにも治りませんでした。今も姿勢は悪いです。