私は前々から自傷行為をすることがあります。自傷行為というとリストカットが有名？かもしれませんが、私はリストカットの経験は無いです。私の自傷行為とは、自分の頭を壁にガンガンぶつけたり、顔が腫れるほどにホッペを叩きまくったり・・自傷行為は自閉症の人によくある行為だそうです。（もちろんしない人もいますが）けっして痛みを感じていないわけではありません。凄く痛いです。なぜ痛いことをわざわざ自分でやるのか不思議に思う人もいるでしょう。私の場合は、フラッシュバックが起こった時に自傷行為をします。フラッシュバックの恐怖と、自傷行為の痛み、どちらも辛いです。でもどちらが耐えられるかと言えば、痛みの方が遥かに耐えられます。フラッシュバックは耐えられません。フラッシュバックの恐怖を、自傷行為の痛みで打ち消そうとしているんです。だから自閉症者にとっての自傷行為は、恐怖を軽減する為に必要な行為なのだと思います。しかしそうは言っても、もし自分の子が自傷行為をしていたら、親は心配して止めさせるでしょう。顔が腫れるほど叩いているのを黙って見てるわけにはいかない。やめさせるのは親として当然のことだと思います。だけど、ただ止めさせるだけでなく、痛みよりももっと苦しい恐怖を抱えているという事に、どうか気付いてあげて下さい。