■3月!今日から3月ですね。前の更新から、ずいぶんと日が経ってしまいました。私は元気です。久しぶりなので、どんなことを書いたらいいのか戸惑っています。2月は、のど風邪をひきました。やたらとしつこい風邪で、3週間ぐらいセキが続いていました。それだけに、完治した時はとても爽快でした。ところが、ここ二三日、のどがかゆいみたいな、むせる感じがあります。風邪っぽくはないので、「もしかしたら花粉症?」かなと心配しています。これまで花粉症とは縁がなかったので、この症状が花粉症なのかどうかよくわかりません。まあ、違うと信じて行きたいと思います。こんなんでいいんだっけ?とためらいを感じつつ、「ブログは気軽に更新でいいんだ」と「投稿」ボタンを押します。──と書いてきて、自分の言いたいことがなんだったか、見えてきました(というより書いているうちに頭がクリアになった)。以下そのことを書いてみます。毎日訪問してくださっている方、久しぶりに来てくださった方、初めてご来訪の方、ありがとうございます。更新がなくても、毎日200~300のビジター数があり、「このブログが放置されていること自体が、わが子の自閉症についてショックを受け、情報を探している方にとって、よくない影響があるのではないか」ということを思ったりして、重たく感じたりした時期もありました。私は多分、「本を出した責任」というような意識に囚われていたようです。自分が、本で提言や主張をしたのだから、自分の行動で責任を取らなければ、、、とせきたてられるような思い。でも、何にもできなかった。そのことは、非常に苦しいものでした。『ぼくらの発達障害者支援法』は、凄い本です。今読んでも、エネルギーに圧倒されます。自分がやったこととは信じられません。それもそのはず──今はこう思っています──あの本は、カイパパが創ったというよりも、あの時の「カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル」に集合した人たち全員のエネルギーを、結晶化したものだからなんだろう。だから、「あの本を一身で背負う」ことは、どだいムリで、傲慢な思い込みでした。(できるわけがなかった)こんな想像が、私の気持ちを明るくします。──カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルを媒介に、私を通り抜けて、世に出て行った結晶が、みんなのもとに再び戻り、共振してエネルギーを増幅していっている。きっと、虹色のスペクトラムの光を放ちながら☆──「みんなのもとに戻っていったんだ」と。強烈な体験は、それが良いものであれ悪いものであれ、心に刻印(キズ)を残してしまうのですね。それはそれとして。消せないのだけれども。消したいわけではないのだけれども。本にまつわること(達成感も苦しさもその他もろもろの複雑な思い)を、いったん区切りをつけて、このブログを続けていきたいと思います。冒頭に書いたような、しょうもない話題とりまぜ。書いて楽しい、読んで楽しいブログが理想だなあ。とかいって、更新がぜんぜんされずに、期待を裏切るオチかもしれないのですが、もう5年も続いていることですし、オトナな関係で、ここはひとつよろしくお願いします。