普段、ウソは嫌いであまりつかないのであるが。ってかウソつきな人って頭良くね?ウソついたことを全て覚えておかないとあかんやん?逆に尊敬する。が、1つだけ今現在でもウソをつき続けていることがある。僕は小さい居酒屋に行ってチビチビ呑むのが好きで1人でよく行く。ひなママには「おっさんくさいからやめなさい。」と言われているのだがこれだけはやめられない。仕事⇔家庭 を切り替えるスイッチつーかリセットしないと爆発しそうになるからである。で、いつも行くこじんまりした居酒屋で「フリーターをしている。」とウソをついている。マスターやママさん、常連客も完全にそう思い込んでいる。マスターや常連客から「嫁も子供もおるんやからちゃんと定職に付かなあかん。」といつも説教される。俺のことよりお前らが大丈夫か?と言いたくなる気持ちをぐっとこらえ笑ってごまかしている。なぜウソをつくか。「先生」と呼ばれたくないから。一応整体の先生だがなんか堅苦しくなりそうやし。くつろぎにいってるのに仕事の話をするのがなんかめんどくさいし、酔っ払ったえらそうなオッサンもこと身体のこととなると興味を示しいろいろ聞いてくるし。その常連客の1人に占い師のオバサンがいる。よく当たると評判の人気占い師で1ヶ月先まで予約が取れないらしい。そのオバサンとはよく会うので話をすることが多く、ある日隣の席になったときに名前を聞かれ手のひらを見せ頼みもしないのに占いがはじまった。オバサン「あなたは仕事運が薄い。仕事が長続きしない。」トット 「そうですね。」フリーターしてることになってるからか。そらそお言うわな(笑)社会人になって15年。ずっと同じ仕事してますが。占いをもってしてもウソは見抜けないのね。オ「あなたは親からの影響を受けかなり助けられています。」ト「そうですね。」前にも書いたがそれは全くなし。反面教師という意味での影響は受けたがな。オ「生まれた時に住んでた家に大きめの木がありましたか?」ト「あぁ!ありましたありました!」オ「なるほど。それでですね。その木があなたに良い影響を与えて 今は何とか生活ができてます。」団地の5階に庭なんかあるかいな(笑)オ「40歳をこえたあたりから少しずつ仕事運が上がってきます。」ト「はぁ。ええ仕事見つかりますかね?」オ「努力しだいです。」みんなそうや(笑)占いなんかこんなもんなんだろう。まずフリーターをしていることになっているので仕事が安定してないと判断。フリーターしてるくせにそれなりの服装・時計・アクセサリーを身につけそれなりの車で居酒屋に来てボトルをバンバンキープして嫁・子供がいてて生活が出来ているということはこの人の実家がお金持ちと判断。お金持ちは一戸建てに住んでいることが多いので庭があると判断。「木がありましたか?」の質問は「ある」と答えれば「なるほど」「無い」と答えれば「無くてよかった」だったのだろう。高級マンションに住んでいてもそれでクリアできる。疑いを解き引き込むための基本的な手法やのぉ。未来のことなんか解かるわけないがお金持ち=自営業と判断。ひょっとしたら「親が自営業」と言ったのかもしれないが。40歳ぐらいで親の後を継ぐだろうと判断。継がなければ「努力をしなかった。」でOK。基本的に僕は実際に見たもの以外は信用しない。ゆえに宗教・占いの類は大嫌い。「運」があるとするならば人生プラスマイナスゼロだと思っている。何かにすがりたくなることもある障がい児のお子さんの親。宗教・占いなんかこんなもんでっせ。だまされたらあきまへん。