昨日病院での作業療法士の先生による療育にかーくんを連れていきました。
隔週水曜日に行っているのですが、平日なので普段はおじいさん、おばあさんに連れて行ってもらっています。
今回は私が休みだったので、数ヶ月ぶりにかーくんと病院に行くことになりました。
療育を進めながら先生は、「かーくんと出会ってから半年ほど経ちましたけど、彼は見違えるほど変わりました。とても良くなっています。」と言ってくださいました。
始めた頃は「ここに何をしに来ているのか」が分からず集中して作業に取り組めなかったが、今はここで何をすべきなのか理解できている。
そして何より人の目を見て指示を聞くことが出来るようになっている、と。
この「人の目を見て」というのが特に重要なのだそうです。かーくんは「人と目を合わせない」という典型的な自閉症の特徴を持っています。私たち親、それから祖父母にはそれなりに目を合わせますが、それ以外の他人とは決して目を合わせませんでした。
しかし今は作業療法士の先生、そして保育園の担任の先生にはよく目を合わせ、話しかけたりするようになって来ました。
もちろん先生たち以外にはまだ全然ですが、それでも大きな進歩なのです。
「目を合わせる」ということはその人が「かーくんの世界の住人」になったということだそうです。そしてそれは「かーくんの世界」が広がったということでもあるのです。
今普通の子どもよりもずっと狭い「かーくんの世界」。それを少しづつ少しづつ広げていくことがこれからの使命なのです。
↓お勉強中のかーくん