のび太は愛犬のロックを撫でながら、
「お母さん!ロックってどうしてあんなにかわいいの〜?!」
と言うのですが…
そんなに密着していて、
「あんなに」?
「そんなに近くのものを言うときは『こんなに』だよ〜」
と、指摘するワタシ。
「ええっ?!『そんなに』近いのに『こんなに』?
ええっ?!訳が分かんないよ〜
どんだけ〜〜〜?!」
こんなに、あんなに、そんなに…
確かに使い分けは難しい。
巧みに使い分けてる人達のほうが、ある意味スゴすぎるかも…
「近いときは『こんなに』で、離れている時は『あんなに』だよ」
と、確たる自信もないが説明するワタシ。
「離れているって何センチ?」
…んぐぐぅ〜…
具体的にどれくらい?って言われると…
自閉症ののび太に、こういうことを説明するのが何より難しい。
そして、改めて言葉の難しさ、
普通に使いこなせている人間の器用さに驚く。
まさに、「どんだけ〜」である。
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