天才と知的障害。

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Nice!

仕事がうまくいかなかったのは、アスペルガー特有の「発達の偏り」が原因だと思います。

得意分野と苦手分野の差が激しすぎるのです。
発達に偏りがあることは、既に何度も述べましたよね。
病院で受けた知能検査の結果をもとに、具体的な数値で説明してみます。

一番得点が高かった分野のIQは120相当でしたが、一番低い分野はなんと65だそうです。

一般に「知的障害者」を指すのはIQ75以下とされています。
また、IQ120以上ならば「天才」と称されます。

つまり私は、ある分野では「天才」に相当するのに、別のある分野においては「知的障害者」に判別される領域なのです。

「天才」と「知的障害者」が、私1人の人間の中に同居しているんです。

健常者には想像もできないかもしれませんが、これが私の実態です。
そしてこれは、仕事をする上で大きな支障をきたすことになります。

続く。