過去に、「子どものことで、どうしたらいいのかわからない」と悩みを抱えていたお母さまの相談をしていたことがあります。この子は結果的にアスペルガー症候群と診断され、「通常学級で特別な支援を受けていく」方向になりました。毎日が一喜一憂。いつの間にかお母さまも学校の先生に相談することでなんとか保っていけるようになり、お別れしました。「困ったときにはいつでもどうぞ」と追加して。
ところが先日、（この子の通っている）ある機関の先生からなんだか大変らしい...ということを聞きました。診断を受けた子と親のフォローをどこが担っていくかは非常に重要な課題です。（実際、公的な機関でそのような場もありません。）特別支援学級（昨年までの障害児学級）にも不登校の児童生徒が入級している状態。「障害児学級に入級しているから、これからは学校の先生と相談して…」と振り分けることで、その子にとって本当に必要な支援がかえって受けにくくなっているようにも思います。なんとかならないのでしょうかねぇ。
余計なお世話かもしれませんが、「またいらっしゃいませんか？」そう言ってさしあげたい...。