就学にむけて、いろいろなことを考えなければいけないという時期、
全然違うことを考えてしまっている・・・
なんだか、もやもやと頭の中にあったことだ。
それは、学生時代の友達との会話がきっかけだった。
学生時代、楽しかったねえ・・なんていう他愛のない会話。
昔を振り返り話に花が咲く。
そう、いっつもこんなふうに、学校の帰りになんでもない話をずっと日が暮れるまで
していたっけ。友達のこと、好きな人のこと、将来のこと、部活のこと、バイトのこと、テレビのこと。
もっと昔に遡れば、ゲームなんてなかった時代、ただ外で走り回っていたこと。
そんなキラキラとしたこと全て、もう戻れないけれど、自分を作っている財産の1つなんだ。
そこで、はた・・と気づいた。
くう・・・そういうことって、できないよね・・・。
くうは、くうで、楽しみをみつけていくだろう。
自分の価値観にあわせて、物事を決めてはいけないかもしれない。
けれど、あの楽しかった学生時代を味あわせてあげられないことが悔しい。
そういう選択肢をもっていないことが悲しい。
降ったり、やんだり、どんよりとした雨の日。
ついつい、そんなふうに考えてしまう。
くうにとっては、雨の粒子さえも楽しんでいるのかもしれないのに。