寒い&すごくお腹減らして帰ってくる&凹んでいる
ので、娘が大好きな玄米ご飯の親子丼にしようと思いついた。ところが、冷蔵庫の中を見ると、玉ねぎを切らしていた。
玉ねぎないから、香穂のご飯が作れないなー!
という声を聞きつけた息子。姉ちゃん命の息子は、自転車を飛ばして玉ねぎを買いにいくと言い張る。
玉ねぎはアメリカの生鮮食料品店では、量り売りのため、彼は、自動レジではなく、人がいるレジを通らないといけない。カリフォルニアのレジの人は、本当にフレンドリーで、大阪のオバちゃんみたいに、山のように話しかけてくるというのが、一人で買い物をする彼のハードルを高くさせている。私と一緒だとまだ余裕があるのだけど、一人で買い物した時は、余裕もなく、必死なのです。けど、なにか聞かれたら、人は好きなので、答えたい。だけど、口頭で答えるのが苦手。さらにその話しかけられる内容は、彼にとっては、想像できないこと。
たとえて言うと、普通の人が突然、レジの人に...
あのねー。熱放射の強さは温度の何乗に比例するの?
と聞かれるくらい、びっくりでハードルが高い。で、答えられないと物を売ってもらえないのでは??という不安にも狩られるらしい。
お金を払うまでこの「話しかけられる」ということは終わらないカリフォルニア。
さてお姉ちゃんは、親子丼が食べれるのか??
と思いましたが、姉ちゃんが元気になるんだったら、なんでもやるよ!!状態の息子はもう玉ねぎがない!と言った時点で、ヘルメットをかぶり、リックサックを背負って、自転車での出動準備完了!
出陣です!!しばらくしたら、無事に帰宅。
もうヘルメットをかぶったまま、大喜びで帰って家にあがってきた。
言った言葉が笑う。
Kaho is happy. Wataru is happy,too.
うん????えっ??右手の玉ねぎは、わかった。左手のそれは何???
そりゃー、母のお金で自分のペプシも買えば、幸せだろうねぇ。
隙あらばの渡ですが、うまく玉ねぎは買えたので、今夜は特製親子丼だよ!大変な時もあれば、うまく行く時もあるさ。親子丼食べて元気だそうね!