確認強迫。

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Nice!

私は強迫性障害の「確認強迫」が特に酷いです。確認強迫というのは、寝る前の戸締りを何度も確認したり、出かける時の持ち物を何度も確認したり、とにかくなんでも確認しないと気がすまないんです。戸締り確認や持ち物確認は誰でもすることですが、確認の回数が異常に多くて生活に支障をきたしてしまうほど酷いのが、確認強迫の特徴です。以前から主治医に指示のもと、少しずつ治療をおこなっています。まずは、確認の回数を数えるように指示されたので、数えました。例えば、戸締り確認は30回、持ち物確認は20回・・・次に、この回数を少しずつ減らす目標を立てました。30回→28回、20回→18回、というように。目標を達成できたら、また少しずつ回数を減らす・・・・ということを繰り返していきます。単純な方法ですが効果はあります。今では、寝る前の戸締りは5回になりましたし、持ち物確認も2回くらいまで減らせました。但し、ここでは戸締りと持ち物確認を例に挙げましたが、そのほかにも私は一日中いろんなことを確認していて、なかなか回数を減らせないこともあるし、いったん減らせたのにまた元に戻ってしまったこともあります。それから、強迫性障害は「確認強迫」だけでなく、「不潔恐怖」「加害恐怖」「被害恐怖」「不完全強迫」「数唱強迫」などあり、私はどれも症状が酷く、日常生活に著しく支障が生じています。人並みの生活が送れるようになるまでには、あと何年かかるんだろう。生きているうちに完治できるんだろうか。