当地では6日から新学期が始まります。いよいよ、特別支援教育が全面的にスタートです!と、そのまえに、平成19年3月15日付けで文部科学省初等中等教育局特別支援教育課より” 「発達障害」の用語の使用について”という文書が出されていたようです。文部科学省初等中等教育局特別支援教育課においては、これまでの「LD、ADHD、高機能自閉症等」との表記を、発達障害者支援法の定義に即した「発達障害」との表記に換えるようです。この中で4. 「軽度発達障害」の表記は、その意味する範囲が必ずしも明確ではないこと等の理由から、今後当課においては原則として使用しない。とあります。 " 軽度 "の表現について、現実にはけっして軽いものではない、と以前から言われていることに配慮し(たぶん)、元年の今年度から使用中止です。殿父的には、特別支援教育によって子供が支えられ、親も子も気持ちが”かる~く”なるのが理想かな、って思ったりしています。『特別支援教育』には、とても壮大な役割があると思います。人が大人になる中で、学校は様々ことを学ぶ大切な出発点です。特別支援教育は学校という社会の出発点に蒔かれた種子だと思います。やがて発芽し実を結ぶまでには多くの時間がさらに必要になるでしょう。親や先生、支援者は、その”養分”としての責任があるのかもしれない。この制度で今までは分けられてきた者たちに共に学ぶ場が約束された。のりこえねばならない諸問題が今後明らかにされてくるのだろうけれど共に生き学び合う事で偏見や差別が減少すると考えるのは短絡的かな?でも何十年か後のこの国は、きっと今より障害児者に優しくなっている筈。是非そうなって欲しいと思います。