子供の心に寄り添って欲しいとき

26
Nice!

PTAの関係のことで学校に電話したときのこと。

そのPTA関係の担当の先生も、
のび太の担任のKP先生なのだ(爆)

ひとしきり、連絡事項を伝えた後、

「のび太、学校で落ち着いていますか?」

KP「はい。のび太さん、最近、本当に落ち着いていますよ。
 特に何も心配なところも困るところもありません。」

(「困るところ」・・・?って、それって
 先生が困るところ、ってことかい?)と、思いつつ、
 「あ、そうですか。じゃ、よかったです〜」

KP「また、定期的にのび太さんの様子はお伝えしようと思っていますので・・・。」

以前にも何度も記事にしていますが、
KP先生は、月に一度、のび太の様子を電話で伝えて下さる。

ありがたいことなのだが、なんというか、
とても機械的な事務連絡事項を伝えられているように
感じることがあるのだ。

「最近ののび太さんの様子をお伝えしようと思いまして・・・」
・・・で、始まり、

「特にこれといった問題もなくてですね、・・・」
という前置きがあり、

「おうちでの様子は何か変わったこと、ありませんか?」
と、こちらに話題をふる。

本当に何もないのだろうか?

・・・というより、何もなければ特に連絡はいらないのだ。
私だって何かあれば、必ず連絡しているから、
その時点ではこちらからも何もないのだ。

・・・で、

KP「また、定期的にのび太さんの様子はお伝えしようと思っています。」

という言葉に、思わず、

「あ、何かあったときだけ連絡していただければ
 いいんですよ。
 わざわざ、お忙しい時間を割いてお電話していただくのも
 申し訳ないですし・・・」

すると、

KP「そうですね〜でも、「何か」って言っても、
 のび太さん、最近、本当に何もないので・・・」

「あの、「急におなかが痛くなって保健室に行って
 でも5分でよくなって戻った」とか、
 最近、2,3回続きましたよね。
 そういうのは、やっぱりちょっとどうしたのかな?って、
 思いますよね。
 そういうときに、連絡いただければこちらも安心なんですけど。」

KP「あ〜!そうですね〜!
 でも、そういうことって、のび太さん以外の子でも、
 時々あるんですよね〜
 だから特に心配はしていませんでしたが・・・」

!!!!!え?????

急におなかが痛くなって、でもあっという間に治って・・・
って、普通は「何かあったか?」って考えないのかな?

それが3回も続けば余計におかしくないか?

何かなくても、「体の具合は大丈夫だろうか?」って思わないか?

他の子でもよくある・・・?

のび太は学校のこと、何でも話すから分かるけど、
他の子だったら親はそんなことも知らないままでいるかもしれないのに?

それにのび太の話は時間差があることも多い。

「そういえば先週の木曜日にさ〜」

なんて言い出して、ビックリすることもあるし
その時点で詳細は忘れていたりする。

ま、話してくれるだけいいとは思うけど・・・。

KP先生の言葉にちょっとビックリしたまま、

「そうですか?でも、そういうちょっとした変化があった時に
 連絡いただきたいんです。
 お忙しければ当日でなくてもかまわないので、
 先生の方からも様子をお聞きしたいんです。」

と、伝えたけど、何だか気持ちがもやもや。

子供って心は繊細なのだ。
嫌な事があると本当に体が具合悪くなる。

ちょっとしたことで気持ちが良くも悪くもなる。

うちの子のこと、100%見ていて欲しい、
なんて思っちゃいないけど、
せめて体の不調を訴えたときくらい、
子供の心に寄り添ってみて欲しい・・・

なんて、思うのでありました。

・・・・・で、そんな感じで頻繁に、
でも数分だけ保健室にお世話になりに行くのび太。

一体、どうした?